両親の反対にあって人生で迷った時のヒント

 誰にでもいる大切な存在「お母さん」「お父さん」。

 お母さんやお父さんを大切に思う優しい人ほど、

『両親を悲しませたくない』

という気持ちから、自分の本当に生きたい生き方ができないことがあります。

 今回の話が、そんなあなたがもっと自分らしく幸せに生きていくためのヒントになればと思います。

両親を幸せにする義務はない

 結婚、独立など、何か人生で大きな決断をするとき、両親に反対されることがあります。

 大切な存在であるが故に、両親からの反対は一番心が重たいですよね。

 そして厄介なのが、罪悪感

 両親の意にそぐわないことをするとき、不思議と罪悪感を感じるのです。

 友達や知り合いに反対されたときには、自分が進もうとしている道が正しいのかと迷うことはあると思いますが、そこに『罪悪感』という感情はないと思います。

 でも、両親の意向とは違う生き方をしようとすると「罪悪感」という感情が生まれるのです。

 これは、

罪悪感

『お母さんを悲しませてはいけない』

『お母さんの期待に応えなきゃ』

という気持ちから生まれています。

 特に、子ども頃からお母さんお父さんを喜ばせたいと思って生きてきた優しい優等生タイプの方にこの傾向は強いと思います。

 僕自身、物心ついた頃から、

『両親を喜ばせたい』

『期待に応えたい』

と思って生きてきました。

 だから、学校ではいい成績を取ろうと頑張って、いい大学に入ろうと努力してきました。

 そんな両親を喜ばせたいという気持ちを、僕らは大人になってもずっと抱えているんですね。

きっと多かれ少なかれ、僕らは本能的にお父さんやお母さんを喜ばせたい気持ちが誰しもあるんだと思います。



 だけど、ここであなたに知っておいて欲しいのは、

お母さん、お父さんを幸せにする義務はない

ということです。

 親孝行という美徳がある日本において、とても非道徳的に聞こえるかもしれませんが、

勘違いしないで欲しいのは、両親を粗末に扱えとか不幸にしろという意味ではなく、ただ、あなたに両親を幸せにしなければいけないという義務はないということです。

 もっと正確に言うと、

お母さん、お父さんを喜ばせるために、あなたが犠牲になる必要はない

ということです。

 あなたが犠牲になってまで、お父さんお母さんを幸せにする必要はないし、あなたはあなたが幸せになるために生きていいのです。

 あなたのご両親も本当はあなたに幸せになって欲しくて、あなたのことが心配で色々と反対しているのだと思います。

 そう、最終的には、あなたの幸せを願っているのです。

 だから、あなたが幸せになることが、一番ご両親にとっても嬉しいことなのです。

 今一言言ってみてください。

  •  私には、お母さんお父さんを幸せにする義務はない
  •  私は、自分が幸せになるために生きていいんだ
  •  これだけでも、今まで

    『お母さん、お父さんを大切に幸せにしなきゃ』

    と思って生きてきた方は、かなり心がラクに軽くなったと思います。

    どんなあなたであっても愛されている

     先ほど、

    『お母さんを悲しませてはいけない』

    『お母さんの期待に応えなきゃ』

    という思いを抱えているという話をしましたが、

     さらにその根底には、

    『お母さんに愛されたい』

    『お母さんに褒められたい』

    という気持ちが心のどこかにあります。

     いくつになっても、お母さんはお母さん、お父さんはお父さん、2人の前では子どもなんです。

     そしてこの気持ちが根底にあると、無意識に両親の価値観に反することをすることにブレーキをかけてしまいます。



     別に、ご両親の価値観に反することをするのが目的ではないですよ。

     ただ、あなたが幸せになるために、両親が望む生き方とは違うあなたらしい生き方をしたいときに、愛されたいという気持ちがあなたの行動を止めてしまうのです。

     なぜなら、それをしてしまったら、

    『お母さんに愛されない』

    『お母さんに見捨てられる』

    という子どもの頃から持っている恐怖がどこかにあるからです。

     そこで、あなたに覚えておいて欲しいことは、

  •  どんなあなたであっても、お母さんお父さんは最終的にはあなたを愛している
  • ということです。

     もしかしたら、あなたの決断に両親が怒り出すこともあるかもしれません。

     一時的にはご両親を悲しませることもあるかもしれません。

     でも、最後には、あなたがどんな選択をしても、やっぱりあなたを愛していることに変わりはないのです。



     今回のテーマは、人生を切り開くために意外に大切な話です。

     僕の知り合いの方は、ある時、海外にいる時に、参加中のセミナーの課題で国際電話で母親に電話をしました。

     苦行と言っておりましたから、いきなり母親に、それもわざわざ海外から国際電話をするなんてテレくさいし、嫌だったのでしょう。

     でも彼はやったんです。

    「僕のことを愛していますか?」

    彼は聞きました。

    「当たり前じゃないの。お父さんの次にね」

    とお母さんが言ってくれたのだそうです。

     その時から、彼の人生は変わり始めたと言います。

     あなたもちょっと今想像してみてください。

     今、お母さんに電話して

    私のこと、愛してる?

    と聞いているところを。

    「何言ってるの? 当たり前じゃない。」

    「いつでもあなたのことを愛してる」

    そんな風にお母さんが答えるところを、想像してみてください。

     あなたのお母さんだったら、どんな答え方をしてくれますか?

     何だかホッとしませんか?

     僕らは、いくつになっても、お母さんやお父さんの愛を求めているのかもしれませんね。

     今回の話があなたの役に立てば、嬉しいいです!

     今日もありがとうございます!