あなたの無限の可能性に気付く5つの物語

サーカスの象

 サーカスの象は木の杭に止められています。

 象ほどの力があれば、簡単に逃げ出せる木の杭です。

 なぜ象は大人しくしているのでしょう?

 子どもの小さな象だった頃、何度も自由に動き回ろうとしました。

 でも当時、まだ小さくて力もなくて木の杭はビクともしませんでした。

 そして、大人になった今でも木の杭を動かすことができないと思い込んでいるのです。

 あなたはこの象のように自分の力を小さなものと思い込んでいませんか?

 あなたには本当は大きな力が備わっています。そこに制限をかけているのはあなた自身です。

人類が進化した瞬間

 陸上の短距離で「人類は100mを9秒台で走れない」という「10秒の壁」というジンクスがありました。

 ところが、ある時9秒台を記録した人間が現れてしまいました。

 陸上界で伝説の人物となっているカール・ルイスです。

 もはや「人類は100mで9秒台は出せない」という神話も真実ではなくなりました。

 すると、面白い現象が起こり始めました・・・



 次々に100mを9秒台で走る選手が現れ始めたのです。

 「10秒の壁」というジンクスがあった時には、あれだけ誰も超えることができなかったのに、

1人がその壁を超えてしまうと、みんな次々と超え始めたのです。

 現在の陸上100mでは、9秒台はもはや当たり前です。

 当時、選手たちも

『人類は100mで9秒台は出せない』

『9秒台は無理だ』

思い込んでいたのです。でも、1人が超えてしまうと彼らの中で神話が崩壊しました。

 あなたの中の神話は何ですか?

 あなたの中で勝手に無理だと思い込み、制限をかけていることは何ですか?

2匹の魚の運命

 同じ品種で同じ条件で育った大きさも同じ2匹の魚を、大きい水槽と小さい水槽に入れました。

 小さな水槽に入れられた魚は、その水槽で生きていけるほどの大きさに育ちます。

 一方、大きな水槽に入れられた魚も、その水槽で生きていける大きさに育ちます。

 その結果、小さな水槽に入れられた魚と大きな水槽に入れられた魚は、全く大きさが変わってしまったのです。



 同じ大きさだったはずの魚が、水槽の大きさによって育ち方が変わってしまうのです。

 あなたは、自分で自分を小さな水槽の中に閉じ込めていませんか?

 自分の可能性に制限をかけていませんか?

 あなたはあなた自身の信じるセルフイメージ(水槽)によって、大きくも小さくもなります。 

思い込むノミたち

 ぴょんぴょんと30cmほど跳び跳ねる習性を持つノミがいます。

 元気に跳び跳ねるノミたちの内、半分のノミたちを別の容器に移します。

 別容器に移したノミたちには、容器の底から15cmのところに透明な板を取り付けます。

 つまり、本来30cm飛び上がるのですが、板があるため15cmまでしか飛び上がれなくなります。

 しばらくそのままにしておき、その後板を取り外すと、みんな15cmほどしか飛び上がれなくなっているのです。

 もう今や透明な板がないにも関わらず15cmほどしか飛び上がれなくなってしまったのです。

 このノミたちをもう1度30cm飛び上がらせるように戻すにはどうしたらいいのでしょうか?



 簡単です。特別な訓練など必要ないです。

 元気に飛び上がるノミたちがいる元の容器に戻してやるのです。

 すると、他のノミたちが30cm飛んでいるのを見て、また30cm飛び上がれるようになるのです。

 本当は30cm飛び上がれる能力があるのに、ちょっとしたきっかけで15cmしか飛び上がる能力がないと思い込んでしまっていたのです。

 あなたは、過去の失敗や自信を失う出来事で、自分の能力に勝手に限界を定めていませんか?

 本当はもっと高く飛び上がれるのです。

 方法は簡単。自分にはちゃんとその能力があると気づけばいいだけです。

一生涯飛ぶことのなかったワシ

 あるお寺に、ワシの卵が落ちていました。

 お寺の住職さんは、そのワシの卵をニワトリの卵と思い込み、お寺のニワトリ小屋に入れてやりました。

 ニワトリのお母さんは、自分が産んだ卵から生まれたニワトリの子どもと一緒にワシの子を育てました。

 ある時、空高く飛んでいるワシを見て、ワシの卵から生まれたワシの子が言いました。

お母さん、僕も将来あんな風に大空を飛ぶんだ

 ニワトリのお母さんは言いました。

あなたはニワトリの子なんだから、そんなことはできないのよ

もっと現実を見なさい。

 素直なワシの子はお母さんの言うことを素直に信じ、一生涯空を飛ぶことはありませんでした

 本当は空高く飛び立つ力が備わっているのに、出来ないと思い込んでしまったのです。

 あなたにも両親や友達、学校の先生、誰かに

「君には無理だよ」

「もっと現実を見なさい」

と言われて、諦めてしまったことや夢はありませんか?

 あなたには、本当は大空を飛ぶ能力が備わっているのです。

 自分の能力と可能性に制限をかけているのは、いつも自分です。


 
 いかがだったでしょう?

 自分が勝手に思い込んだ限界であったり、自分の可能性に制限をかけることで、あなたは本来の自分の力を発揮できずにいます。

 本当はあなたには、大きなことを成し遂げる力が備わっていたのです。